ストマジェン [Stomagen]
気孔の増加
最近発見された気孔を増やすホルモン(?)。シロイヌナズナでしか見つかってないので正式な植物ホルモンという訳ではない。メガネっ子で14歳という設定については審議中。
シロイヌナズナにおいて、シグナルであるEPF1とEPF2は気孔の発生を抑えるように働いていることが知られているが、気孔を増やす力を持つ新しいペプチドとして見つけられたのがストマジェンである。システインに富んだ45アミノ酸から成る。このペプチドは102アミノ酸からなるストマジェン合成酵素により合成され、EPF1等と競合しながらレセプターであるTMMに受容されると考えられている。今のところ機能の確認はシロイヌナズナのみであるが、類似遺伝子が幅広い植物種で見つかりつつある。変異体の研究結果から、他のEPFファミリーとの拮抗的な作用が確認された。
ちなみにレセプターであるTMMは「口がいっぱい」という意味なので本当はおしゃべりキャラにしたかったが、なぜかおとなしめのキャラになってしまった不思議。